2013年7月13日土曜日

ラコルメナの様子と奉仕

人口が5000人くらいと聞いていますが,離れているところは別にして,歩いて行ける範囲に
かたまって住んでいます。
道路が碁盤の目のように通っています。北会津の間宮をもっと正方形にした感じでしょうか。
工場とかはありませんが,小さなお店がかなりの数あります。いわゆるコンビニはないので。



アスファルト舗装されている道路も一部ありますが,大方はガラ石(20cm大の砕いた石を
うまくはめ込んで表面を,なるべく平らにして,すきまに土を埋める)
それでもデコボコなので,車やバイクは速くは走れませんので,自然とスピード控えめです。
音はうるさいですけど。



また雨が振っても浸透するので,水はけはいいみたいです。

ちょうどその工事をしている通りがありましたが,すべて手作業です。大きな石も
ハンマーのようなもので割ってます。たいへんです。

その道は今までは,ただの土道だったわけでやっと石道になるということになります。

歩くと,ときどきガクッととなることもあり,歩きづらいのはあるきづらいです。
でも,真夏の照り返しはあまりなくていいそうです。ホコリも長年踏み固められてるので
想像するほどは,たたないです。

小さな町ですが,その道を,人が,バイクが,車が,バスが,時に馬や牛や犬や豚などが
ひっきりなしに通ります。

家の前にイスを出して座っていおしゃべりをしている人がたくさんいます。




兄たちと歩いていると,そのような人みんなにあいさつしながら歩きます。みんなが
知り合いのような感じで,若者も子どもたちもあいさつします。
バイクの人も車の人も,手を上げたり,お辞儀をしたり(すごい!日本文化),
親指を立てたり(いいね!)します。

地元の人同士が皆しているわけではないようすなので、これも兄たちが率先してしてきた
日頃の成果だと思います。時にはそこで少し会話をしたり,証言したりできます。

家から家にまわるときは,どの家もたいてい鉄門があるので,そこで手をパチンパチン
叩いて家の人を呼び出します。ほとんどすべての家に誰かがいて留守宅はありません。
門のところまで家の人が来ると,門を開けてくれてイスを出して座るよう招いてくれます。



それから聖書を開いて話ができます。
人々は聖書に敬意を持っていて,聖書からの話に喜んで耳を傾けます。

すばらしい。

どの家でも,話ができるので2,3ブロックで午前中が終わってしまいます。

研究を見つけるのは難しくないようですが,周りからの反対や,生まれながらのカトリックの
強い影響など,行動するまでには障害となるものも多いみたいです。

本当によくやってます。

早く王国会館が大勢になることを願っています。
看板はこれからだそうです

集会前の館内

2013年7月12日金曜日

兄たちのところで,お世話になってます

ラコメルナの兄たちのところに来て4日になります。
快適なところで,すっかりお世話になってます。



アスンシオンに1泊後,日曜日の近くの集会に出て(なんと朝8:30スタート),午後ラコルメナ行きのバスを見つけて移動しました。(3時間半)


この町で,間違いないよね と思いながら、乗客は好きな所で降りるシステムなので,
 
自分も,あんまり町外れまで行くと大変になるかと思い,乗務員に適当なところで
降ろして欲しいとお願いして,日本人経営のお店屋さんの前で降りることに。

兄たちの電話番号は聞いていたけど,正確な住所は聞いていない。もちろん電話は
持っていないし,公衆電話もない。

お店に入って,事情を話すと(日本語で話せました),すぐ2,3軒裏に兄たちがよく来ているとの
こと。今もいるのではないかと,教えてもらいそちらへ。

するとこの町に入っている,もう一組の夫婦の家でした。(後から教えてもらって
わかったのですが,隣が王国会館でした。(まだ看板がない))
その姉妹の案内で,遂に兄たちの家に到着。

連絡なしに突然来てしまったので,しかも予想より早く,兄たちには迷惑をかけてしまいました。



2013年7月11日木曜日

アスンシオンに到着

やっとパラグアイに到着しました!

長かったですね~。

Boliviaを出て,サルタ行きの夜行バスは,そんなに悪くなく,乗務員の方も親切で出国も
アルゼンチン入国も予想よりスムーズでした。ちょうど国境あたりが夜中の2時頃で、
その度にバスを降りて,自分の荷物を持って検査官の調べを受けなければならなかったのは
少しつらかったですが。バッグの中身の全荷物検査でしたが,結構あっさりでした。

2階建てではありませんが、新しくて快適


Bolivia-Paraguayの国境越えでの,うわさで聞いていたような厳しいものではありませんでした。


サルタは美しいとの評判があるようでしたが,短時間いるだけではそんな感じはなく,
おみやげ屋さんは、増えましたが今まであったような,いわゆる町の食堂が全くないです。
ピザ屋とかはありましたが,地元の食堂が見当たりません。


しょうがないので,小さな店で売っていたサンドイッチを購入。これはおいしかった。



バスで疲れていたので,ここで1泊してからパラグアイに行こうと思ったのですが,
パラグアイ行きのバスのチケットを購入したところ,出発が明日ではなく「今日」になってます。
通じてなかったみたいです。

それならそれでもいいかと思い直して,また16時間ぐらいの夜行バスに。
しかも,ネット上には1日1本だけあると言われていたアスンシオン行きの直行バスは,なく,
どこで聞いても国境手前の町までしかバスは行かないようで、国際線のバスは、ありません。
仕方なく国境手前の町クロリンダ行きに乗車。
(チケット高かったのに古いバスであまり良くない。しかもなぜか途中で同じ会社の違うバスに
乗り換えが、必要でした。危うく乗り過ごすところでした)
こうやって見ると良さそうですが,かなり古い



朝9時ころ,そのクロリンダという小さな町に到着。降ろされたはいいけどその場所はほとんど何もない。
近寄ってきたタクシーの運転手に聞くと,出入国事務所はここから更にかなり先で,いくらでいってくれるか
聞くと,50ペソとのこと。
自分はアルゼンチンにほとんど滞在していないので(ATMがなかったこともあり),
余ったボリビアーノから
換金しておいた30ペソしか持っていない。
何とかなりませんかと,頼んでいるともう一人おばさんが、同じ所に行くところであることがわかり
同乗させてもらい,国境まで行ってもらう。

アルゼンチン側の出入国事務所は,長蛇の列でしたが,どうやら入国するほうが大勢で,出国は並ばずにすぐにOK。
パラグアイの事務所もすぐ隣り合わせにあり,こちらも荷物の検査など何もなく,すんなりスタンプを押してくれた。
遂にパラグアイ入り。

ただそこからアスンシオンまで、2時間ぐらいバスに乗らなければつかないようなのですが,現金がない,ATMもない。
両替商おじさんが歩いていたので,持っていた6米ドルをグアラニーに,しぶしぶ変えてもらう。
(額がすごく少ないため)6ドルが24,000グアラニーに。びっくりです。
それで目の前に来たオンボロバスに乗車。600円もあれば間に合うはずだと思いながら、そのまま乗って,乗り降りする人とのやり取りを見ていて,6000ぐらいであることがわかったので,自分も払う。(払うタイミングが人によっていろいろ)

フロントガラスの手前にあるのがわたしのバックパック


約2時間で,アスンシオン到着。中心あたりで教えてくださいと運転手にお願いして,ここだと降ろされたところが大きな市場の雑踏。
ちょうどお昼で安くておいしく食べられたのはよかったのですが,ホテル等がある中心までは結局歩いて(さまよって)30分かかりました。

適当な安いホテルは皆満室で,泊まったホテルに落ち着くまで2時間ぐらい宿探し。久々にザックが肩に食い込みました。
疲れました。