まず、ハノイ駅にきっぷを買いに行きます。何日か前でも当日でも買えそうです。
駅の入り口から入ると「インフォメーションデスク」がありますが、聞いてもほとんど役に立つ回答は得られないので、たずねる価値はありません。(笑)
入ってすぐ左側に、窓口がならんでいるので、迷うことはないと思います。
そこで、手前にある機械で、ボタンを押して番号表(整理券)を出します。
英語表記があります |
銀行の窓口にあるようなものですね この日260番目だと思います。 |
次に窓口がいくつか開かれて、係りの方がいますので、その上の番号表示が自分の持っているものになるのを待ちます。
これはリターンチケットのための番号で、6000番台です。たぶん32人目 |
ただこれからが、うまくいきません。番号がちちとして進まず、非常にゆっくりです。
観察するのに、受付の人のスピードの問題(JR前の国鉄みたい?)、それ以上に整理券を無視して、横から入ってくる客の注文に応じてします。やったもの勝ちみたいになっています。
しかも、この状況をただそうとする必要を感じている人が誰もいない。たぶん。
このしましまのおばさんがとにかく長い時間やり取りをしていた。 番号が出ているので、本当は窓口にひとりしかいないはずなのに(?) |
かといって、すべてのひとがそうするのではなく、自分の番号が来るのをじっと辛抱強く待っている人も結構います。となりのおじさんのように。窓口の様子をみても、別にいらだっている様子もないので、どう思っているのか聞いてみたい。(実際に聞いてみましたが、真意が伝わらず断念。言語のギャップを感じます。)
1時間以上待って、やっと自分の番号になったので窓口に。
そのときも脇から何人かがつめよって来て買おうとしていましたが、整理券をガラス越しに押し付けてアピールしたら、応じてくれました。(一応、このシステムにあわせようとはしているんですね。)
ラオカイ と 告げて 4ベット と言って、きっぷ取れました。
1両目の1号室の1番ベット 前日に購入したのですが、まだ誰も予約していなかったということなのでしょうか。 |
パスポートの提示が求められます。なぜだか。地元の人たちはIDカードみたなものを提示していました。たぶん自分で購入しようと思う人が泊まるクラスのホテルでは、パスポートがデポジットされていると思うので、コピーを持っているとそれで間に合います。
画像にあるように、今回購入した時点では、425,000 ドン(2,400円ぐらい) でした。
ちなみに帰りの分も、この窓口で買えます。リターンチケットの窓口で。
もういちど整理券をひいてまた辛抱強く待って、買えました。
窓口の係りの人は、必要な英語は通じます。
ホテルに訪ねたところ、28ドルぐらとのことでしたので、手数料1,000円くらいでしょうか。
そういえば、窓口にパスポートらしきものを何冊かもって、まとめてきっぷを買っていた人たちがいたので、ホテルか代理店の人でしょうか。
ただわたしが泊まっていたホテルの受付のアンナに尋ねたところ、いろいろ考えて調べて、電卓を持ってきて、このぐらいだと言っていて、その場で考えていた感じでした。夕方会った時は、いくらできっぷを買ったのかと聞いてきて、これこれだと言うと。「う~ん。そう」と言って、ぶつぶつそうなのかと言ってました。あまり扱ったことがないみたいです。
そもそも、サパに行く時点で、2泊3日のサパ旅行みたいなツアーを斡旋しているようなので。
話を戻すと 列車のきっぷの手配を旅行代理店に頼むと、30ドルぐらい(これは詳しくは知りません。ネット上の口コミによると)みたいですが、ホテルから駅までの交通手段(バイクおよびミニバス)を提供してくれるようなので、悪いことはないみたいですが。
ただ、4ベットを頼んだのに、6ベットのきっぷだったとか、トラブルはいろいろあるみたいです。
旅行代理店は、どの通りにも1軒はあるので、困ることはありません。そしてその9割が(7割くらい?) Sinh travel とか Sinh cafe とか、とにかくSinh という文字が入っています。(追記:その後よく見ると代理店も無数に存在することがわかりました。いったいどれだけ同業者がいるのでしょうか。)
昔、評判の良い Sinh cafe トラベル かなにかの代理店が「地球の歩き方」などのガイドブックなどで(たぶん Lonely planet 等の 欧米のガイドブックにも )紹介されて、みんなそこに買いに行くようになったため、他の代理店が皆同じような名前を掲げたみたいです。自分は見てないので、他の人の受け売りです。
今や本家本元はどこにあるかわからない状況です。
それで、他の人のブログなどを見ていると 「偽Sinh cafe」 で購入などの記述をよく見ます。
中には、どれだけあるか、画像で紹介している人もいました。
個人的な感覚では20軒はくだらないと思います。
だからどこで買っても、シンカフェ で購入したことになります。(笑)
ハノイに戻ってきたときに泊まったホテルの向かいあったエージェンシー 早朝なのでまだ開いていない |
同じ通りにあった別の旅行代理店 |
さらに同じとおりの角にあった代理店たち 2軒並んでとは もはや・・・・ |
自分で購入した場合は、当然ながら駅までの移動は自分でしなければなりませんので、その費用もかかります。(それから事前に買う場合は、駅までの往復の交通費も)
そう考えると、自分で買うのも節約することだけを考えた場合は、割があわないことになることも。
駅はハノイ駅の裏にあるB駅です。
出発の30分以上前には、乗車できると思います。始発駅なので。ラオカイ行き以外の列車もたくさん並んでいるので、間違えることがないように。
個室のようにさえぎるカーテンはありません。日本だとありそうですが。 |
通路はかなり狭いです |
さて、乗り心地はというと、足が伸ばせるのはかなりポイント高いです。
ただ快適かどうかは、同室の人がどんなひとかにかなりの割合で依存します。
今回同室となったのは、ベトナム人の夫婦でしたが、このご主人のいびきがすごくて、安眠できませんでした。誰かが耳栓必須とか書いていましたが、耳栓は以前どこかでもらったものを、毎回の海外旅行に持参していたのですが、一度も使用することがなかったので、軽いとは言え使わないのを持ち歩くのもバカらしいと思って、わざわざ置いてきたのでした。後悔先に立たず です。
MP3プレーヤーとイヤホンを思い出して、試してみましたが、年鑑の音声ファイルを聞いてみましたが、ところどころ休止が入るので、そこでいびき攻勢に負けてしまい、ほとんど役に立ちませんでした。
帰りも逆パターンの寝台でハノイに戻るので、いい状況になることを願うばかりです。