町を歩いて移動していると,声をかけられて雑誌を持っているかと呼び止めらられることもあります。
その方は寄付もしてくださり,雑誌以外にもっと本はないのかと言ってました。
本の持ち合わせはなかったので,ブロシュアーを渡しました。
仕事でこの町に来た人が,わたしたちを見て伝道者とわかり,声をかけてきたみたいです。
(全部自分がしたような文面ですが,全部兄が会話し,していたことを,一部予想も含め書きました)
研究はたくさん見つかるようなので,二人で20件以上司会しているようです。
毎日研究司会があります。町中を右に左に出かけています。
以下はある日の午後の研究に連れて行ってもらった時の様子です。
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結構な道のりを歩きます |
ある所では,姉妹がその家の女性と研究し,隣で兄弟がその方の孫と同時に研究します。
庭先にイスを運んできてくれて,そこに座りひととき勉強します。
その5歳くらいのエンリケくんは,目を輝かせ,一生懸命考えて、
司会者の「聖書は何冊の書が集まっているか?」という質問に
E: 「シンコ」
D:「ノー」
E:「ムーチョ」
D:「シー。正確に言うと?」
D E :「6十 6さつ」
隣では姉妹が,スペイン語とグアラニー語で説明してます。色々家族の心配事も含めて相談しているようです。
基本的に区域の人はグアラニー語で話します。元々の言語です。
スペイン語は公用語で,それも話しますが,特に年配の方はグアラニー語だけという方もいます。
グアラニー語のブロシュアーもあるのですが,多くの方は文字を読みません。
それで,こちらが読むのを聞いて学ぶという形になります。
次の家での研究は,姉妹とその家のおばあちゃん(と言ってもおそらくまだ若い)とのもの。
研究していると,そこにご主人や息子や親戚の子供など,取り巻く人も多くいて,関心がある人は
なんだかんだと言ってきます。
兄とわたしはその間に,近くの別の研究生のところへ。
そのためその家を離れ,豚や鶏や犬などを,そしてそれらの落し物も踏まないように
注意しながら歩いていると,(そういえば研究中その家にオームが飛んできました)
隣の敷地で座ってブロシュアーを広げて読んでいる若い女性を発見。
実は,姉妹の次に訪問する研究生で。もうすぐ来るので予習しながら待ってるところみたいです。
(別の時ですがハチドリを見ました。
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わかるでしょうか 電線のところ |
姉妹が,その研究生との研究をしている頃,兄の研究生が先ほどの家に戻ってきたので,
そこで再び研究。だんだん日が傾いてきて薄暗くなってきました。
そこが終わり,今日予定されている最後の研究の家へ移動。
私たちが先に着いて,そこのお父さんと短く,例のグアラニー語で研究。
姉妹が,到着して,そこの娘さんが帰ってきてその子と研究。
その頃には,あたりは真っ暗になってきたので,庭のイスを庭の木にぶら下げている裸電球の下に
運んでその明かりで勉強しました。
蚊や虫も出てきて追い払いながら。
家の弟や妹たち,知らない(?)おじさんも行き来し,その度にあいさつし,握手し中断しながら
研究が進みます。その若い子は自分の聖書を開きながら真剣に学んでいます。
有意義なそこでの話し合いを終えて,みなに「チャオチャオ」と別れを告げて帰路を進みます。
外灯などあまりなく暗いので,まだ7時前だというのに,見上げると空は満天の星,天の川も見えます。
(天の川見るの何年,何十年ぶりだろう)
南半球なので,北で見える星とは違うはずと思いながら、その違いはわからないまま星に見とれて
上を見ながら帰って来ました。
少し遠いところでしたので,かなり歩きましたが,帰る途中でも真っ暗な家の前でイスを出して座っている
方々に,あいさつしながら,時に立ち止まって短い会話しつつ無事帰宅。
今日一日が終了です。