慎重に購入したはずなのですが、ポーランド語と英語のサイト、場所と時間の確認などでミスしてしまったみたいです。
日付の変更やキャンセルできるかなど、調べてみましたが、どれも不可みたいで、しょうがないので、どちらか一方を捨てて、改めて別の日付で取るしかないかと見てみると、どちらもすでに満席で空きが全くありません。ここはただひとつをあきらめるしかないかと、がっかりしていたのですが、上演開始時間に1時間の時差があることに気が付きました。
あわてて二つの劇場の距離を調べ、そんなに離れていないことがわかりましたので、最初のプログラムを途中退席して、次の劇場に行けるかを検討しました。
でもコンサートの途中で退席などしてよいのか? または、開演後に遅れて入場して入れてくれるものなのか? 劇場間の移動は計画したようにうまくいくのか? などど不安はぬぐい切れませんが・・・・一晩で2倍楽しめる ほうの期待がまさり実行しました。
まずは6時開演の
Filharmonia Narodowa へ30分前に入場しました。
国立交響楽団ホールともいうべきでしょうか。
どんどん人が集まってきています。 |
派手さはありませんが、重みがある作りです。 |
コートを預かるクロークが通路の両側を埋めます。 わたしは途中退席ダッシュに備えて、コートを小脇に抱えて 中に入ります(笑) |
バーや喫茶が開かれみな思い思いに楽しんでします。 |
正面のパイプオルガンが豪華さを醸し出します。 もちろん今回はあの丸くて巨大なショパンの エンブレムは掲げられていません。 |
前から奥をみたところ |
団員のかたが自分のタイミングで席について 音出しをしています |
さすが Warsaw Philharmonic Orchestra の本拠地で荘厳です。
オフィシャルからの画像 あたりまえですが、ここの同じ人たちが演奏していました。 |
この場所はショパンコンクールの会場になるところで、あの ピアノの森 で何度も描かれていたので関心がありました。 実際中に入ると想像していたよりは、こじんまりとしてびっくりしました。ステージと客席が近いです。
自分の席は一番前列のしかも真ん中だったので、団員のかたで握手できそうです。
ただ高さがあるので、奥の演奏者は見えません(笑)
好んで選んだわけではなく、この席しか安めのシートが取れませんでした。
演目は3部構成になっていて、2部が終わったところに休憩があるので、その時に退席予定です。3部目の リヒャルト シュトラウスの「英雄の生涯」は、聞きたかったのですが、あきらめました。(涙)
予定では、演奏時間から計算して6:45で2部が終わる予定と見ていましたが、2部のバイオリン コンチェルトが有名なバイオリニストを迎えての演奏でしたので、何度も拍手とあいさつがあり、アンコール演奏があったので、終了時は7時を過ぎてしまいました。
演奏は素人のわたしからみたら(みても かな)、とてもみな素晴らしいものでした。
指揮者の迫力も伝わってきました。(演奏中に指揮棒が席の横に飛んできました。近くの紳士が後から拾って返していました。)
クラシックコンサートを聴くのは、高校生の時 会津の市民会館(風雅堂ではなく)で聴いた新日本交響楽団以来です。(その時は期待外れでがっかりした記憶があります。会津の学生相手の公演なので、手を抜いているかはたまた補欠メンバーが来てるのかなあ と思った記憶があります。 会場の音響的な作りの問題もあるかも)
グーグル地図のナビにより、次の劇場まで急いだのですが、小雨降り足痛いであまり速くは歩けません。それでもなんとか開演の7時から20分遅れで到着。
ここは、ワルシャワ大劇場 Opera Narodowa
国立オペラ劇場です。オペラを鑑賞するには生まれて初めてです。
かなりの大きさです。 |
到着時、二人組のご婦人方が入っていくのが見えて、勇気をもらって入場しました。
今回の席は2階席なので、そちらに向かうと係の方に、近くの別の席に案内され、休憩時に自分の席に移動するように案内されました。ありがとうございます。
会場への扉が2重になっているので、中に音と明かりが漏れるのをふさいでいるのですね。
それでも近くの方にとっては迷惑きまわりないです。失礼しました。
休憩時明るくなってから様子が分かった 最初に案内された席 |
2、3,4階席はかなり細かくブースが区切られていて、 カップルや家族でボックスを確保して座っているようです。 |
天井も ん~なんだろう すごいです。 |
オペラの演目は Madama Butterfly そう「蝶々夫人」です。
だったので、言葉分からずもストーリーがある程度わかっていたので楽しめました。
歌詞はもちろんプッチーニなのでイタリア語でステージ一番上に電光表示でポーランド語の訳語が出ていました。
いずれてしてもわかりませんので、ときどき、「ナガサキ」「スズキ」「ヤマドリ」が聞こえてきて親しみを覚えました。(笑)
ただ歌はことばがわからなくても響きますね。
ときどき入れ替わる舞台背景の演出のなかに、「命」「死」とか「名誉ある○○」などなど
漢字の羅列みたいのが出てきて興味深かったです。それを見てこちらの人はどう感じているのでしょうか。(見た限り日本人、というよう東洋人はわたしひとりでした。)
休憩時 カジュアルな人もちらほら 逆に浮いています。 |
みな着飾っていて会話を楽しんでいます。 |
シャンデリアも豪華さに貢献してます |
終演時間は10:30頃でした。
それから、小雨とは言えないぐらい強くなってきた雨の中を、メトロとバスを乗り継いで、ホテルに戻ってきたのは11時を優に過ぎてました。
コンサートははしごするものではありませんね。ゆったり余裕を持って楽しむものですね。
今日のホテル。チェックイン時に撮ったホテルの外観 |
レセプションの様子。 シェラトン系のホテル |
この旅 いちばん豪華な?ホテル |
テレビも大きめです。 スポーツ番組を見ていたら、スキーのノルディックとか バイアスロンとかスキークロスとかでした。 日本ではオリンピック以外放映されないような番組です。 |
さすが、ショパン生誕の地‼️春日八郎とはスケールが違う。
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