2013年7月29日月曜日

王国の歌

旅行中,集会にでて思うことのひとつは,賛美の歌声がなんというか すごいです。

大きな声で歌っているのですが,メロディーが微妙にというかかなり外れてます。
特に高音が苦手のようです。低いところから一気に上る音は,まず無理です。
独自の低い音で歌っています。和音に,はまって調和よく聞こえることもなくはないですが。

なぜこうなのかに関しては,子供の時に学校で「音楽」という授業がないことが大きな要因のようです。

イアホンで音楽を聞いている(おそらく)若者たちを多く見ますし,バスやタクシーの中では
たいていFMの音楽が流しっぱなしです。

また,車に大きなスピーカーを積んで後ろのハッチバックやトランクを開け,大音量で町中を
走って行く車も時々あります。(住民へのサービス?)

なので,音楽がきらいというわけではない,と思います。

そうなるとやはり「歌う」ということに慣れてないことが原因でしょうか?
でも普通気に入った曲が耳に入ると,自然と口ずさみますよね。そうしないのかな。

でも確かに,ラジオの曲も町中で聞こえる曲も,メロディーよりもリズム中心の曲のようですが。

また歌う練習だけでなく,リコーダーやハーモニカやピアニカみたいな楽器を使うことも
ないんでしょうね。

それにカラオケ文化もないので,その影響もあるでしょう。



とにかく王国会館では,何度も笑ってしまいます。

さてこれがタンゴの国アルゼンチンやウルグアイでもそうなのか,サンバの国ブラジルでも
そうなのかはわかりません。でもタンゴもサンバも,メロディーではなくリズムなので,
もしかしたら同じでしょうか。

謎は深まるばかりです。

2 件のコメント:

  1. やはり学校教育の差が大きいのでしょうか。日本の西語会衆に交わるラティ~ノスたちは概して歌があまり得意ではないようだったことを思い出します。ペルア~ノもボリビアーノもメヒカ~ノも、サルサでステップを踏むのは超得意!でしたが歌はどうも・・・。
    それで思い出すのはフィリピンで、カラオケ文化が色濃く根付いていたためか、集会では普通にみんな上手でしたよ。ただ、交わりに誘われるとどこでも必ず、ずっとカラオケばかりで大変でしが・・・。ベテリータスも例外なく。

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    1. なるほど,そうでしたか?
      そうなると南米だけには,とどまらない感じですね。

      協会が歌のアレンジに気を配っているのは,そのへんが大きく
      関係しているのでしょうかね。

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