2016年10月4日火曜日

泊まるだけでたいへんです。 その2

公園内を出るのに、再びケーブルカー乗車。(泣)景色は良かったですが、このラインは2度目でしたので。

カップルのところにお邪魔してすみません
そしてシャトルバスを乗り継ぎ・・・

食べているのは、道端で売られている長いきゅうり
ただ何もつけずに、かじって食べる。買うとその場でむいてくれる

公園に,さよならして、ひたすら今日の宿を目指して、歩く歩く。

昨晩の宿で、2泊目を断られたので、次の日(今晩)の宿を探していたら、みな軒並みべらぼうに高くなっているリストの中に、わりと安い(と言ってもそれなりの価格)ホテルを見つけたので、予約していました。そこは公園からは少し距離がありましたが、方向は検討がついていたので、そこを目指して歩きました。

川もわたりました


ただ、インターネット上は日本語と英語表記のホテル名が、それらしきホテルの入り口に来ても、中国語表記しかなく、これがそのホテルなのかどうか、わからない。


かなり概観はりっぱなホテル


とりあえず、入って受付の方に聞くも、なかなか要領を得ない。
まわりから人が集まり、なんとか、このホテルに間違いのないことはわかったのですが、今度は、そんな予約はホテル側は受け付けていないとのこと。
  予約されたことのメールをホテル側に見せるも、それは知らないみたいで、やはり今はゴールデンウィーク中なので、その価格では泊まれない、3倍ぐらいの値段の提示。

うそー。


らちがあかないでいると、そばにいた男の人が(やがてこの方がホテルのオーナーであることがわかるのですが・・・)こっちに来てと、道路の向かいの、なにやらバスステーションみたいなとこの方へ連れて行かれ、ついていくと、そこである人に引き合わされる。するとその人がなにやら韓国語らしきことばで話しかけてくる。そこでこっちは韓国ではなく日本であることを説明。(韓国語の方がわかる。)

えーそうなの。みたいな反応で、ホテルに戻る。
(こちらにきて何度韓国人に間違えられたことか・・・自分で見ても自分は韓国人ではないかと思うことがあります。日本人圧倒的に少ないことも要因。韓国の人たちは団体ですごく多い。なぜ?)


それから、ホテルの受付の女性が、スマホの翻訳アプリを使って何度かコミュニケーションを図るが、平行線。
(こちらのひとは、英語で話しかけると、一様に通訳アプリを使って説明しようとします。わかるときもありますが、わからないことも多い。アプリに頼らず、何とか話しましょうよ。漢字使えるわけだし・・・・。)



ホテル側はネットの予約を認識していないし、その価格は無理。

わたしの方は、そんなことを言ったって、ちゃんと予約ができて承認されているわけだし・・。(実際ここがだめだと、かなり窮境に陥ることになるので、かなり必死。)



今度は、ホテル予約サイトのカスタマーセンターに電話してもらうが、そこも知らない、こちらの責任はないみたいな回答。いったいどうなっているか?



そんなこんなで、もうかれこれ1時間以上経っている。



今度は通訳アプリで、もうすぐ通訳者と連絡がつくので待ってくれみたいなことで、しばし待つことに。

そうして待っていると、電話があり、日本語が聞こえる。よくわかるわけではないが、ある程度の日本語はわかるみたい。こちらが事情をゆっくり何度も説明すると、先ほどのやりとりの繰り返しで平行線。
(こういう電話でのやりとりがこれまでも何度も経験していますが、いつも思うことは、この電話口の人がだれなのか、どこの人なのか、がわからない。ということです。)


そのうち、電話の女性が

「それでは、国にクレームを正式にしますか?」

みたいなことを聞いてくるので、それで解決するならお願いしたいですが、今晩の話なのに、どうにかなるのかと思いつつ。

すると、

「とりあえず、わたしの方でホテルの社長にもう一度かけあってみますので、待っててください」

 みたいな。



またまた待つことしばし、電話がくるのかと思っていると、先ほどの男の人(社長)が、サンドイッチを食べてと、くれました。いい人なの?



サンドイッチを食べていると、制服姿の男の人と(日本の俳優の誰かに似ているのですが、名前が思い出せない。)女の人がホテルに現れました。

「先ほど電話した○○です。(名前忘れました。)こちらは国の役人です。(警察バッチみたいなものを提示してきました。)」

でだしは、穏やかな話し合いだったが・・・



これは大事(おおごと)になってきた・・・と。期待と不安。


しばし物事の進展を見守ることに。


ときどき、通訳の女性が、進捗を説明しに来てくれるので、それによると、インターネット予約サイトに載せたのは、以前の従業員で、その人は現在やめていてここにおらず、その後はホテル側はだれもその内容がわかる人がおらず、まったく把握していないとのこと。

そんなことってありえる?           あるんです。ここでは。


その調査?がおこなわれているあいだ、別の3人組の旅行者(地元の人)も入ってきて、予約サイトで予約して、ここに来たみたいなのですが、もう部屋は最後の1室をのぞいてないとのことで、どちらにしてもその人たちが泊まれる可能性はない。ということで、その人たちもたいへんで訴えているもようで、問題は、わたしのものから、そちらのひとたちのほうにすりかわってしまったもよう。


その人たちも巻き込み、ホテル側の売店のおじさんも加わり、話し合いなのか、調査なのかわかりませんが、総力戦に発展(?)、ときどき罵声ともとれる大声で(でもおそらく普通の会話)、何やら言い合っています。


わたしは傍観者で、ひとごとのように、けっこう
楽しめました。(失礼)


どんどん集まってきています。どうなることやら



その調査の合間をぬって、ホテルの社長(例の男の人。このころにやっと判明)が通訳役の女性を通して、料金の交渉をしてきて、中間ぐらいの料金で折り合いがつかないか、みたいな・・・・。


それでも高いから・・・と静かに拒否してると。


例の役人が、そういうことはするな。問題はそういことではない。もっと根本的なことがこのホテルは問題だ。みたいな。(これはまったくの憶測)




しばし、待つこと小一時間。



うれしい(?)ことに、インターネット予約サイトで提示されていた普通価格で泊まれることになりました。

あー よかったよかった。



察するに、このお客さんには何の非もない、あなたがホテルの経営者として、すべてを監督する責任がある、知らない知らなかったではすまない。これから国際化していく上で、このような外国からのお客さんを大切にしなければならない。今後十分注意しないと。罰金や罰則、最悪は営業停止にしますぞ。みたいな。たぶん。おそらく。



実は、このかたがたが、ホテルに到着したとき、このオーナーは、まあまあ、まずこちらに座ってくださいと、レッドブル(この国でも流行)と何か別の飲み物を差し出したところ、強く否定して、そういうものは受け取れない、といった態度でした。頼もしい。それを見て、これはいいほうに展開するのでは少し期待しましたが、そのとおりになり、よかったです。


でも合計3時間以上かかったでしょうか。



今日はホテルでゆっくり充電しようともくろんでいましたが、うまくいかないものですね。



ホテル自体は、価格にみあった、きれいで広い部屋でよかったです。

ベッドが円くなくても大丈夫か?と絵を描いて聞いてきた
円形のベッドが人気なのでしょうか?
ここの水が朝になってでないことに・・・

ただ、次の朝に、なぜか水がまったく止まってしまいました。お湯は出るのですが、熱すぎるし、トイレは水なので流れないし・・・別の部屋もおそらく止まっているので、だれかが文句をいって改善されると思ってまっていましたが、とうとう最後まで復旧せず。こちらも文句言う気にもなれず、なんとかやりくりしました。(?)

チェックアウトするときにわかりましたが、同じ階の部屋はすべていなくなっていました。そうでしょうね。せっかく観光地に遊びに来ているのですから。



時はゴールデンウィークの最中なので、団体さんが多い
バスステーションに書いてあった掲示板。読み取るにバスで死亡事故があったらしい?

ホテルを出て、空港のある張家界市内へのバスに乗りましたが、反対車線が大渋滞でした。しかも上下対面1車線なのに、みんな無理やり追い越しをかけるので、3車線になり、それで鉢合わせになり、にっちもさっちも行かないことが、至る所で。交通警察も大勢出ていて、整理しているのに追いつかず。

こんな感じがえんえんと・・・・


みんなきちんと1列なら、結果としてもっと早く移動できるのに・・・。自ら首を絞めている感じです。

事故が起きないのが不思議なくらい。市内に帰るバスがなんとか倍ぐらい時間をかけながらも動きましたが、おそらく公園に向かっている方は、相当時間がかかるはず。公園前の駐車場もおそらくたいへんなことになっているはず。中に入れないで終わることにあんる人たちも多いはず。TV局も撮影していたので、今日のニュースになっているはずです。今日までいなくて正解でした。


そんなことで、今は空港です。

あいかわらずの満席


1 件のコメント:

  1. 言葉はさほど分からなくても、辛抱強く事の経過を見守り、良く観察し、霊を見定め、全体像を把握するんですね!(p_-)

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